2019年04月11日

葬儀の翌日に届けるのが一般的な寺院への御礼

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仏式で行った場合、葬儀が終わった翌日に遺族は寺院への挨拶をしてお礼を手渡す必要があります。当日終わった時に次の日にご挨拶に伺いますということをひと言伝えておくと良いかもしれません。出かけるときの服装は派手なものでなければ平服で大丈夫です。

もし翌日に出かけることができないときには当日にお礼を渡します。その際には本来なら翌日伺うべきですがということをきちんと伝えておきましょう。お礼として包むお金は不祝儀の袋には入れず白い封筒に入れます。そしれできればふくさに包んで持って行き、ふくさを開いたときに相手から見て表書きが正面に見えるように手渡しをするのが礼儀です。

封筒の表書きは宗教によって違いますが、仏式なら御布施と書きます。御布施という言葉は戒名をいただいたことやお通夜と告別式をしていただいたことへの感謝の気持ちを一括して表現しています。ですから、戒名料や読経料としないように注意する必要があります。

以上は導師を務めてくれた僧侶へですが、導師以外の僧侶に対しては別の包みに御礼と表書きして導師に預けるのが一応のきまりになっています。さらに、お車代やお膳料といった名目で別に包むこともあるということも覚えておくと良いでしょう。