2019年05月11日
若者の消費動向と葬儀の在り方に関して
最近の若者は礼儀を知らないと嘆く高齢者が居ますが、決してそんなことはありません。彼らは色々と考えていますし、頭が良いので効率を優先していると言えます。それを顕著に表しているのが、葬儀・告別式の在り方ではないでしょうか。
特定の宗派に所属をせずに、無宗教の若者が増えています。信仰を持つことは大切ですが、無宗教であっても何の問題もありません。葬儀・告別式の際には、レンタル僧侶を依頼するという方法もあります。仏教であればあらゆる宗派に対応してくれますし、煩わしさがある接待も全てスタッフが行ってくれます。
希薄さを嘆く声もありますが、むしろこれで良いのではないでしょうか。地方から都市部への人口の流れは止まりませんし、お寺との関係も変わって来ています。無理な人間関係はいつか破綻してしまいますし、肩の力を抜いて進めることが大切ではないでしょうか。
大切なことは故人を思う気持ちですし、それがあれば故人が浮かばれます。葬儀・告別式の関連書籍が多く販売されていますし、目を通しておくと参考になると言われています。宗教の話は奥が深いですが、理解すると楽しい側面もあります。全ては考え方次第で、前向きに物事を捉えて下さい。