2019年11月20日

葬儀マナーで覚えておきたい焼香の種類

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社会人になると、大人として覚えておきたいマナーがいろいろあります。そのひとつが、葬儀に関するマナーです。社会人になると、親族や友人知人をはじめ、仕事関係の人の葬儀に参列する機会が増えます。きちんとマナーを覚えておけば、いざというとき恥をかくことがありませんので、しっかり頭に入れておきましょう。

たとえば、覚えておきたい葬儀のマナーのひとつが焼香に関することです。仏式の葬儀の際には必ず行われる作法のひとつです。そして、立礼焼香や座礼焼香、回し焼香と、その種類はいろいろあります。それぞれ手順が異なるのはもちろんのこと、葬儀の式場や参列者の人数によって形式が変わるので、事前に覚えておくと慌てることがありません。

たとえば、椅子がセットされた会場での葬儀の際は、立礼焼香が一般的に多い形式です。一人ずつ、また数人ずつ、順番に並んで祭壇の前まで行き、立ったまま焼香を行う形です。また、畳の敷いてある式場でよく用いられる形式が座礼焼香です。

低姿勢で祭壇のある前に行き、膝行で祭壇の前へ移動し、手を合わせた後は膝退で後ろに下がります。この膝行と膝退の作法は普段あまり行うことがないので、畳の式場に参列の際は、一度作法を確認しておくとよりスムーズに行うことができます。

どのような形式の葬儀に参列しても良いように、しっかり頭に入れておきましょう。