2020年05月05日

大切なことは故人のご家族の気持ちを考えることです

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日本には江戸時代から受け継がれている伝統的な葬儀のマナーがあります。突然訃報を受けた時には、人は誰しも気持ちが動転して平常心ではいられなくなります。まず相手の気持ちを考えることから始めましょう。葬儀マナーは天国に召されていった故人のご家族の気持ちを考えてあげることから出発するのが良いことです。

まず私たちの頭に浮かぶのは服装のマナーです。葬儀に参列する時の服装は黒と決まっています。葬儀マナーによっては通夜の席は黒の平服で参列するのが良いこととされています。いきなり黒の喪服を着用して通夜に参列すると、それは、あたかも故人の死を予測していたと考えられるからです。

このような些細な点についても、故人のご家族の気持ちを考えることから出発すべきです。そうすれば通夜には黒の平服で参列することになるでしょう。そして翌日の告別式には黒の喪服で参列するということになります。これが葬式のマナーに一番かなっている方法ですが、これは厳密な規定ではありません。

例えば黒の喪服を着用して通夜の席に参列することも許されるということです。まず故人のご家族の気持ちを一番に考えてあげましょう。いずれにしても大切なことはこれらの注意点に気配りをするということです。