2020年06月15日
葬儀のマナーを知っておかなければ恥をかく
葬儀のマナーをどれくらいの方が知っているでしょうか。もちろん、お葬式に参列する会葬者のみならず、葬儀での受付係りであったり、通夜でのお世話係、遺族や親戚一同にもマナーを知らずに恥をかくケースが少なからずあるようです。
例えば、喪主を誰が引き受けるのか、これは故人との血縁関係で決まります。夫が亡くなれば妻ですが、妻以外では、長男や次男あるいは長女が務めることになります。喪主は、葬儀に関する一切合切を仕切るものですから、サポートできる世話役を決めておきましょう。
また、受付係は親戚の中から抜粋しておきますが、今は葬儀社のスタッフが代行してくれます。葬儀のマナーとしては立ち居振る舞いにもあるでしょう。口は慎み、頭を下げ、この度はご愁傷様でした、という言葉のみで十分、事足りる挨拶になります。
喪主は、通夜や告別式での最後に会葬者への挨拶を行うのがマナーです。故人との関係を述べ、足を運んでくださった方々へのお礼や今後の支援についても述べましょう。また、会葬者の葬儀のマナーとしては、なぜ亡くなったのか、井戸端会議のようにぺちゃくちゃと話しをすることは避けましょう。
もちろん、こうした機会でもなければ顔を合わせることのない人たちもいるでしょうが、故人との別れの場には口は慎むこと、子ども連れでの参列などはマナー違反ですから気をつけましょう。