2020年07月29日
社会人として覚えておきたい葬儀のマナー
社会人になったら、一般常識として覚えておきたいマナーはいろいろあります。そのひとつが、葬儀のマナーです。親族や知人をはじめ、職場関係などの葬儀に参列する機会も増えてくるため、葬儀の場で恥をかかないためにも、最低限のマナーをしっかり覚えておくようにしましょう。
たとえば、服装に関するマナーです。身だしなみや服装などの見た目は一番目立つものなので間違えないようにしましょう。まず、葬儀に参列する際の服装は、男性も女性もブラックフォーマルといういわゆる喪服を着用します。
一般的なビジネススーツにも黒い色のものはありますが、葬儀の際に着用するスーツは光沢のない生地のものを選ぶのが基本です。ビジネススーツの生地は光沢のあるものが多いので、黒い色だからといって着ていくのは避けなければいけません。
男性の場合は、黒いスーツを着用するのはもちろんのこと、白いYシャツ以外のネクタイや靴下、靴、ベルトも全て黒い色に統一します。ベルトや靴には装飾品がないシンプルなものを選ぶのがベストです。女性の場合も男性同様、黒いスーツやワンピース、アンサンブルを着用します。
バッグやストッキング、ヒールを黒い色のものに統一しましょう。髪が長い人は、後ろに束ねるなど、邪魔にならないようにすることも大切です。また、アクセサリーもできるだけ外した方が無難です。どうしてもつけたい場合は、パールのアクセサリーを選ぶようにしましょう。最近は、ブラックフォーマルのスーツをはじめ、バッグや靴などをセットで販売しているお店が増えています。セットで用意しておけばいざというときに慌てることがありませんので、準備しておくようにしましょう。